このホームページをご覧くださり、ありがとうございます。株式会社23号戦 代表の広光美絵です。

小さい頃からお祭り、イベントごとが大好き。劇場から人が笑顔になって帰っていく姿を見るのが好きな子供でした。学生の時は進んで文化祭の実行委員を引き受けました。大学卒業後に出版社に入社するものの、学びたい気持ちを捨てられず24歳の時に映像制作、演劇制作を学びにカナダへ留学。そこから上京し、20代の時、劇団を立ち上げました。

当時は、プロの俳優の方々とオリジナルのミュージカルを作り上げていました。全く演劇に無知な私でしたが、とにかく「伝えたい」「笑って欲しい」の気持ちだけで、やったこともない脚本と演出を担当しました。私の至らなさでトラブルも多発しましたが、幸いにも人に恵まれて作品を発表し続けることができました。嬉しいことに自分の書いたオリジナル原作が、韓国で連続ドラマ化されたこともあります。※各フライヤーをクリックすると作品にリンクしています。

オリジナルのミュージカル創作はとても楽しかったのですが、どこか「このままでいいのだろうか」という気持ちがありました。転機は2016年にやってきました。それまでは、実在しない人を想像し、ウンウン唸りながら物語を創作していました。が、この年は、愛知県岡崎市と市の名士さんらにより「現代に生きる等身大の中学生を軸に、家族間の問題、恋愛、そして岡崎市の乙川や額田の自然林など、人間と自然との共生を描いて舞台で伝えたい」という要請でした。私にとっては初めての挑戦!岡崎市に実在する方々への取材。自然との触れ合い。そして、なにより岡崎市に在住する演技経験のない方々を役者に起用し、舞台を創作するというものでした。

ようやく「私の使命はこれだな」という実感を得ました。2017年3月30日に株式会社23号戦を設立。物を売る、バンバン宣伝していくのではなく「どちらかというと人が忘れがちだけれど大切なこと」に重きを置いて、脚本執筆、映像制作、舞台制作をしています。『看取り』『ホスピス』『命の授業』『伝統芸能』『子供食堂』『尊厳死』『まちづくり』『人間と自然の共生』これらのキーワードを軸に仕事をしています。最近関わらせて頂いている団体さんです。(2024年2月更新)